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【2023年4月最新】仮想通貨初心者必見!MetaMask(メタマスク)とは?使い方を徹底解説

仮想通貨に興味があるけど、どこから始めればいいのかわからないという方は多いでしょう。
仮想通貨は、ブロックチェーンという技術を使って、中央機関に頼らずに取引や管理ができるデジタル資産です。
しかし、その特性上、仮想通貨を使うには、自分でセキュリティや管理をしっかりと行う必要が出てきます。

そかで、簡単に仮想通貨や暗号資産を管理できる仮想通貨初心者にとって欠かせないツールがMetaMask(メタマスク)です。
MetaMask(メタマスク)とは、ブラウザやスマホにインストールできる拡張機能やアプリで、仮想通貨のウォレット(財布)として使える便利なツールです。
この記事では、メタマスクの基本的な使い方を解説していきます。

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MetaMask(メタマスク)とは何か?

MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアムブロックチェーンに対応した仮想通貨ウォレットです。
仮想通貨ウォレットとは、仮想通貨の送受金や保管を行うためのツールで、秘密鍵と呼ばれる暗号技術を使用し情報を管理します。
MetaMask(メタマスク)は、Webブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用でき、以下のような特徴やメリットがあります。

– イーサリアムやERC-20トークンなど、イーサリアム系の仮想通貨をまとめて管理できる。
– NFTマーケットプレイスやDeFiなど、イーサリアム上で動作する分散型アプリケーション(DApps)に簡単に接続できる。
– ガス代と呼ばれるイーサリアムネットワークの手数料を任意で設定できる。
– トークンをスワップと呼ばれる方法で簡単に交換できる。
– NFTを管理できます。
– クレジットカードやApplePayでイーサリアムを購入できる。

MetaMask(メタマスク)は、イーサリアムブロックチェーンの様々な可能性を探るための便利なウォレットです。
MetaMask(メタマスク)を使ってみて、イーサリアムの世界に触れてみましょう。

MetaMask(メタマスク)のインストール方法と初期設定

インストール_メタマスク使い方

まず、メタマスクの公式サイト(https://metamask.io/)にアクセスします。
サイトのトップページにある「Download」ボタンをクリックします。
すると、メタマスクが対応しているブラウザの一覧が表示されます。
自分が使っているブラウザを選択し、そのブラウザの拡張機能ストアに移動します。
例えば、Chromeを使っている場合は、Chromeウェブストアに移動します。
そこで、「Metamask」を検索し、見つかった拡張機能を「Chromeに追加」ボタンでインストールします。

インストールが完了したら、ブラウザの右上にあるメタマスクのアイコンをクリックします。
初回起動時には、利用規約やプライバシーポリシーなどに同意する必要があります。
「同意する」ボタンを押して進みます。次に、パスワードを設定し、「新しいウォレットを作成」ボタンを押します。
このパスワードは、メタマスクにログインする際に必要になります。パスワードを忘れないように注意しましょう。

パスワードを設定したら、シークレットフレーズと呼ばれる12個の英単語が表示されます。
このシークレットフレーズは、メタマスクのウォレットを復元する際に必要になります。
シークレットフレーズは、安全な場所にメモしておきましょう。
シークレットフレーズを紛失したり、第三者に知られたりすると、ウォレットの資産を失う可能性があります。
「シークレットフレーズを保存しました」ボタンを押すと、シークレットフレーズの確認画面が表示されます。
表示された単語を正しい順番で選択し、「確認」ボタンを押します。

これで、メタマスクのインストールと初期設定は完了です。
自分のウォレットアドレスや残高などが表示されます。また、「送金」や「受信」などの操作もできるようになります。

MetaMask(メタマスク)のセキュリティ対策

セキュリティ_メタマスク使い方

MetaMask(メタマスク)を使うには、セキュリティ対策をしっかりと行う必要があります。
なぜなら、MetaMask(メタマスク)はあなたの秘密鍵やパスワードなどの重要な情報を保持しており、それらが第三者に漏れたり、盗まれたりすると、あなたの資産が失われる危険性があるからです。
また、MetaMask(メタマスク)はインターネットに接続されているため、ハッキングやフィッシングなどのサイバー攻撃の標的になる可能性もあります。ここでは、安全に利用するためのポイントを2つ紹介します。

MetaMask(メタマスク)の安全な使用方法

正規のMetaMask(メタマスク)をインストールする
MetaMask(メタマスク)は、公式ウェブサイト(https://metamask.io/)からダウンロードできます。
しかし、インターネット上には、偽物や詐欺目的のMetaMask(メタマスク)も存在します。
これらの偽物は、見た目や機能が本物と似ていることが多いので、注意が必要です。
偽物のMetaMask(メタマスク)をインストールすると、自分の情報や資産を盗まれる可能性があります。
そのため、MetaMask(メタマスク)をインストールするときは、必ず公式ウェブサイトから行うようにしましょう。
また、インストール後に表示されるアイコンやアドレスバーにも注意しましょう。
本物のMetaMask(メタマスク)は、アイコンがオレンジ色のキツネであり、アドレスバーには「https://」という文字が含まれます。
 

MetaMask(メタマスク)のバックアップと復元

MetaMask(メタマスク)を安全に使うためには、バックアップと復元の方法を知っておくことが重要です。
MetaMask(メタマスク)は自分の資産を管理するためのツールであり、MetaMask(メタマスク)自体は資産を保管していません。
つまり、MetaMask(メタマスク)が消えてしまったり、パスワードを忘れてしまったりすると、自分の資産にアクセスできなくなってしまう可能性があります。
万が一、そうなってしまった場合に備えて下記2つのパスワードをしっかりと覚えておく必要があります。

– シークレットリカバリーフレーズ
– 秘密鍵

シークレットリカバリーフレーズとは、MetaMask(メタマスク)を初めて設定するときに表示される12個の英単語のことです。
この英単語はランダムに生成されるものであり、MetaMask(メタマスク)のウォレットを復元するために必要なものです。
シークレットリカバリーフレーズは非常に重要なものであり、他人に知られてしまうと自分の資産を盗まれる危険があります。
そのため、シークレットリカバリーフレーズは紙などに書き写して安全な場所に保管することが推奨されます。

秘密鍵とは、MetaMask(メタマスク)のウォレットに紐づく一意の文字列のことです。
秘密鍵もリカバリーフレーズ同様に非常に重要なものであり、他人に知られてしまうと自分の資産を盗まれる危険があります。そのため、秘密鍵も安全な場所に保管することが推奨されます。

MetaMask(メタマスク)でイーサリアムを送受信する方法

仮想通貨送金_メタマスク使い方

MetaMask(メタマスク)でETH(イーサリアム)を受け取るには、自分のウォレットのアドレスを知る必要があります。
ウォレットのアドレスは、0xから始まる英数字の文字列です。
MetaMask(メタマスク)のアイコンをクリックしてウォレットを開き、画面上部の「アカウント」をクリックすると、自分のウォレットのアドレスが表示されます。このアドレスをコピーして、送金者に伝えましょう。
送金者は、自分のウォレットからこのアドレスにETH(イーサリアム)を送ることができます。
送金が完了すれば、MetaMask(メタマスク)の画面で残高が更新されます。

1. MetaMaskの拡張機能を開きます。右上のアカウントアイコンをクリックして、送信したいアカウントを選択します。
2. 画面下部の「送信」ボタンをクリックします。送信先のアドレスと送信額を入力します。送信先のアドレスは、コピー&ペーストするか、QRコードをスキャンすることで入力できます。送信額は、イーサリアムの単位(ETH)またはフィアット通貨(USDなど)で指定できます。
3. 「次へ」ボタンをクリックします。送信内容の確認画面が表示されます。ここで、ガス料金(トランザクションを処理するために支払う手数料)やガスリミット(トランザクションに使える最大のガス量)を調整できます。ガス料金は、ネットワークの混雑状況によって変動します。高いガス料金を設定すれば、トランザクションが早く処理される可能性が高まりますが、低いガス料金を設定すれば、トランザクションが遅くなるか失敗する可能性があります。ガスリミットは、トランザクションに必要な計算量に応じて設定されます。通常はデフォルトの値で問題ありませんが、複雑なトランザクションの場合は増やす必要があるかもしれません。
4. 「確認」ボタンをクリックします。MetaMaskがトランザクションを署名してイーサリアムのネットワークに送信します。トランザクションの状況は、MetaMaskの拡張機能やイーサスキャンなどのブロックチェーンエクスプローラーで確認できます。
5. トランザクションが完了すると、MetaMaskから通知が届きます。送信したイーサリアムは、送信先のアドレスに反映されます。

 

MetaMask(メタマスク)で仮想通貨を購入する方法

今まで日本国内においては、MetaMask(メタマスク)はあくまで仮想通貨の送受信やNFTの管理といったウォレットでしたが
2023年4月のアップデートによりMetaMask(メタマスク)で直接イーサリアム等の仮想通貨を購入できるようになりました。
※この方法は日本国内からも可能ですが一部クレジットカードでは規約により出来ない場合があります。
※購入は自己責任でお願いします。
MetaMaskメタマスクのウォレット画面で「購入」を選択します。
その後、決済方法を選びます。(iOSの場合はApplePayを選べます)
次の画面で購入希望の仮想通貨と金額を入力し、クォートを入手をクリックします。

そうすると、購入可能な販売所と購入可能な仮想通貨の量が表示され、購入を押すと完了です。
手数料等も込みで表示されるため非常に分かりやすいですね。

 

MetaMask(メタマスク)とOpenseaを連携する方法

opensea連携_メタマスク使い方

Openseaとは世界最大規模のNFTマーケットプレイスで、様々なジャンルのNFTを購入・販売・取引することができます。openseaではイーサリアムが主要通貨となっており、NFTの取引にはガス代と呼ばれる手数料が発生します。ガス代はイーサリアムの価格やネットワークの混雑状況によって変動します。

MetaMaskとopenseaを連携する方法は以下の通りです。

1. opensea のウェブサイトにアクセスします。
2. 右上のプロフィールアイコンをクリックします。
3. ウォレットリストからMetaMaskを選択します。
4. MetaMaskが開くので、「次へ」→「接続」→「署名」の順にクリックします。
5. メールアドレス、ユーザー名などを追加します。
6. 送られてきたメールの「VERIFY MY EMAIL」をクリックして認証します。

これでMetaMaskとopenseaの連携は完了です。プロフィール画面で自分の持っているNFTやウォレット残高を確認できます。また、openseaでNFTを購入・販売・取引する際には、MetaMaskからガス代を支払うことができます。

MetaMask(メタマスク)の利用時の注意点まとめ

ここまでで伝えた内容のおさらいも含まれますが、やはり金融資産を取り扱う上では情報漏洩等は致命的なため改めてMetaMask(メタマスク)の注意点をお伝えします。

– MetaMask(メタマスク)は自己責任で使用するものであり、パスワードやシークレットフレーズを忘れたり紛失したりすると、ウォレットにアクセスできなくなります。そのため、必ずバックアップを取って安全な場所に保管してください。
– MetaMask(メタマスク)はオンラインウォレットであり、ハッキングやフィッシングのリスクがあります。そのため、不審なサイトやメールには注意し、ウイルス対策ソフトやVPNなどを利用してセキュリティを高めてください。
– MetaMask(メタマスク)はガス代(手数料)を自由に設定できますが、ガス代が低すぎると取引が遅くなったり失敗したりする可能性があります。そのため、適切なガス代を設定することが重要です。

MetaMask(メタマスク)は便利なウォレットですが、使い方に注意しなければなりません。
MetaMask(メタマスク)の注意点を覚えておいて、安全に楽しく仮想通貨やNFTを利用しましょう。