毎日のように経済ニュースで耳にするTOPIX。何となく、株に関係していて経済動向を示しているのは分かる。しかし、具体的に何？と聞かれると言葉に詰まる人も多いと思います。そんな方に向けたTOPIXを簡単解説です。
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TOPIXとは？？
このページにたどり着いた方は「TOPIX」というワードは何となく把握しているのではないでしょうか？
まずは、言葉自体を見て行きましょう
TOPIX=Tokyo Stock Price Index=東証株価指数 です。
TOPIX=日本の景気を示す数字！！一般的にはこんな感覚だと思います。
そして、これは正解です。
現在、東京証券取引所には約2,200社が上場しています。
ここで問題になってきたのが「全体の成長が分かりにくい」という事です。
そこで、この2,200社の株価を指数化し市場全体の推移を分かりやすくしたものがTOPIXです。
次の章では、具体的な算出方法を見て行きましょう。
TOPIXの算出方法
では、このTOPIXはどの様に算出されているのでしょう。
下記が算出の計算式です。
TOPIX=算出時の指数用時価総額÷1968年1月4日の東証一部上場している全ての国内企業の時価総額×100
で算出しています。
なので
1968年1月4日のTPOIXは100ポイント
ということになります。
つまり
TOPIXで何が分かるのかというと「日本国内株が全体で上がったのか下がったのか分かる」
ということになります。
1968年との比較は勿論ですが、チャートを見ることで日々の上げ下げや指定の期間での比較も出来ます。
よく似た言葉「日経平均」との違い
経済ニュースで「TOPIX」と並んで良く耳にする言葉で「日経平均」というものがあります。
詳しくはこちらの記事
【ニュースでよく聞くキーワード解説】日経平均って何？？
で解説していますが
簡単にいうと
日経平均＝日本のトップ225社の株価の平均
となります。
対して、TOPIXは前述した通り、約2,200社の国内企業の時価総額の指数化したものです。
つまり、日本の代表的な企業の動向を知るのであれば「日経平均」
日本の株式市場全体の動きの動向を知るのであれば「TOPIX」
を活用すれば良いことになります。
ちなみに、100%一致するわけではないですが、日経平均とTOPIXの値動きは
同じような動きをすることが多いです。
以上、分かりやすく説明するために、小難しい部分は省いていますが
これを機に、株式投資に興味を持ってみてはいかがですか？
実際の投資にはリスクもありますが、興味を持って調べたりニュースを見るのは無料です！！
