経済ニュースを見ていて良く話題に上がるGAFAM。
アメリカにはグーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル・マイクロソフトと言った日本でもお馴染みの大企業が多くあります。
しかし、そもそも敷居が高いと感じる人が多い中で、更にアメリカの企業の株を買う!!
となると更に敷居が高いと感じる人も多いと思います。
ただ、米国株は高配当のものがあったり、大きく成長される事が期待される銘柄も多くあります。
そこで、今回は、アメリカ株の魅力や購入方法を大雑把に解説していきたいと思います。
※分かりやすくするために、難しい部分は省いています。
※情報は2022年11月29日現在のものです。
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ずばり、米国株の魅力とは
いきなり、大雑把にお伝えしましたがもう少し丁寧にひも解いていきましょう。
まずは、世界的に有名な会社の部分ですが、冒頭に挙げた
- グーグル
- アマゾン
- フェイスブック(メタ)
- アップル
- マイクロソフト
といった、いわゆるGAFAMに加えて、日常生活でも身近な
- コカ・コーラ
- プロクター&ギャンブル(P&G)
- マクドナルド
- ウォルトディズニー
といった、企業も大元はアメリカの会社でありその企業に投資する事が可能です。
ただし、ここで注意点ですが有名な大企業が必ず投資先の正解という分けではありません。
しかしアメリカ株において投資先として優秀と言われている企業=大企業の可能性はあるのです。
「そんな大企業の株なんてお金が無くて買えないよ」
「投資って元手がいるんでしょ?」
こんな声が聞こえてきそうです。
日本の株は単元株といって、100株~もしくは1,000株~しか購入が出来ないため
やはり投資を始めるにはある程度は元手が必要になります。
※ミニ株等の少額から始められるサービスも最近は増えてきていますが
しかし、米国株は1株単位での売買が可能なため大企業であっても
投資を始める元では意外と少なくて済みます。
ちなみに、時価総額1位のアップルは現在の株価が約140ドル、1ドル約138円のため
20,000円弱でアップルの株主になれるんです。
どういう個別銘柄があるの??
では、どういった部分で優秀なの実例を踏まえて見て行きましょう。
株式投資で利益を上げるためには、「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の二つがあります。
詳しくは【大雑把解説】株式投資の仕組みを読んでください。
米国株株のキャピタルゲイン
キャピタルゲイン=株価の値上がりで利益を取る
ですが、ここでは実例を挙げながら見て行きましょう。
もちろん、全て結果が分かった後の分析なので、あくまで
「こういう事も起こるのかぁ。夢あるなぁ」くらいの気持ちで読んでください。
・2012年11月29日の株価13ドル32セント
・2022年11月29日の株価141ドル17セント
なんと10倍以上に成長しています。
しかし、10年前のアップルというとちょうどiPhone5が発売されていた時期です。
読者の中にも使っていた人もいるのではないでしょうか??
10年前に既に有名だったアップルもそこから更に成長を遂げたのです。
もしかしたら、今皆さんが持っている何かを作っている会社の株を買えば10年後には
10倍になる可能性も十分にあるのです!!
米国株のインカムゲインについて
米国株の魅力の一つにインカムゲイン=配当利益の強さが挙げられます。
日本に比べて企業=株主の物=利益は株主に還元という考え方が強いアメリカ
なので、配当金も日本の企業に比べて多い傾向にあります。
ここでは、連続増配=配当金が何年連続で増えているかのランキングを見て行きましょう
ただし、正直筆者が聞きなれない企業も多いので独断と偏見で「あ、この会社しってる」
とおもう企業を紹介していきます。
■連続増配ランキング8位/63年連続増配:3M(付箋と言えばポストイット。実は3Mの登録商標)
■連続増配ランキング10位/59年連続増配:ジョンソン・エンド・ジョンソン(バンドエイドは実はここの登録商標)
■連続増配ランキング10位/59年連続増配:コカ・コーラ(美味しい)
もちろん、増配が今後増え続ける保証は無いですし、不況になれば株価も下がります。
でも誰でも一度は目にしたことがある商品の企業に投資しても十分に資産が増える可能性があります。
国全体としての経済成長が強い
またここ40年においてはアメリカの経済成長自体もすさまじく
日経平均株価とNYダウ平均株価の推移を比べてみてもかなりの成長率の差がついています。
もちろん、左側の図の日経平均株価についても、まったく成長していない訳では無いです。
しかし右側のNYダウに関しては、40年間の間で上下はあれど基本的には右肩上がりで経済全体が成長しているのが分かります。
今後も全く同じように右肩上がりで成長する保証は1ミリも無いのであくまで参考程度ではありますが過去の事例の1つとして今後の投資の選択肢に入れても良いのではないでしょうか。
会社が多くて選べない??
ここまで読んで、身近にあるアメリカ企業の株に興味を持っていただけたでしょうか?
ここでは、
「もう少しお金をかけず色々な株を買いたい」
「どの企業の株を買えばいいか決められない」
「逆に選択肢が多すぎる」
と言った場合の対応策をお伝えして行ければと思います。
こういう場合に活躍するのが投資信託です。
簡単に言うと投資信託=プロに丸っとお任せパックの様なもので
投資のプロが厳選した投資商品の詰合せに少額で投資できる仕組みです。
投資信託についての解説はこちら
更に、この投資信託を購入しやすくしたものがETF(上場投資信託)というものです。
ETFであれば難しい手続きなどはいらずに、個別株と同様の感覚で投資する事が可能です。
では、ここではS&P500という指標に連動するETFであるバンガード・S&P 500 ETFを例に
どういう物なのか紹介していきます。
S&P500って何?という方は、アメリカ版の日経平均株価みたいな物と思っておいてください。
構成銘柄上位5社
1位:アップル(7.08%)
2位:マイクロソフト(5.29%)
3位:アマゾン(2.77%)
4位:テスラ(1.85%)
5位:アルファベット(グーグルのこと)(1.73%)
え?時代が変わったらどうなるって??
そこはご安心を。もちろん経済動向や企業の経営状態に応じて構成銘柄は都度見直しされる仕組みになっています。
ちなみに、このETFの現在価格は約370ドルとなっているので、日本円にして約5万円あれば購入可能です。
米国株の始め方
では、どこでこの米国株を買うことが出来るのでしょうか??
答えは非常にシンプルで日本の証券会社で購入可能です。
既に、証券口座をお持ちの方はご自身の証券会社で調べてみましょう。
まだ、証券会社で口座開設をしていない方向けに
証券会社口座開設数ランキングを紹介します。
1位:SBI証券
2位:楽天証券
3位:野村証券
4位:SMBC日興証券
5位:大和証券
ちなみに、筆者は「楽天ポイントが貰える」という理由で楽天証券を使っています。
この機会に口座開設だけでもしておくと、投資したくなった時にすぐ始められるので
おすすめです。