大雑把解説シリーズの上場編です。
よく耳にする「上場」「株式公開」「IPO」についてザックリ解説
投資初心者には無縁の話と思われがちですが、
意外と身近な話なので極力楽しく解説していきます♪
【この記事の一部はPRリンクを含んでいます。】
上場って何??
ここは難しく考えず、株式を野菜の株に置き換えてイメージをつかみましょう。
株式を上場⇒出来上がった株を市場に持っていく
証券会社で売買⇒市場で仕入れた株をスーパーマーケットで消費者に買ってもらう
上場企業と非上場企業
ここでは、上場企業と非上場企業についてみて行きましょう。
結論からいうと、(厳密に言うと細かい違いは沢山あるが)ざっくり会社の運営資金の調達方法の違いがあるくらいで会社としてどちらが優れているとかはないのです。
※一般的に大企業には上場企業が多い為、上場企業=良い会社というイメージはありますが・・・
ちなみに、一例ではありますが下記、上場企業と非上場企業です。
トヨタ自動車
三菱商事
本多技研工業
伊藤忠商事
日本電信電話(NTT)
サントリー
ENEOS
NTTドコモ
YKK
ダイハツ工業
非上場企業にも有名な大手企業は沢山ありますね。
また、野菜の株に例えると
上場企業⇒作った株を市場に持って行って売る。その資金でまた株を作る
非上場企業⇒作った株は自分たちで売って、その資金でまた株を作る
非上場の株式会社の可能性もあるので覚えておきましょう。
IPOとは
Initial Public Offeringの略で「新規公開株」「新規上場株式」と呼ばれる事もあります。
難しいですね。
さっそく、野菜の株の出番です。
つまり
株式会社設立⇒みんなで畑を耕して美味しい株を作る
株式を上場⇒出来上がった株を市場に持っていく←ここの部分がIPO
証券会社で売買⇒市場で仕入れた株をスーパーマーケットで消費者に買ってもらう
この章はほんとに、言葉の説明だけなので以上です。
IPOの始め方
IPOのメリット
では、このIPOが投資とどう関係するのでしょうか?
実は、IPOは非常に儲かる確率が高い投資手法なのです。
※その分、詐欺も横行しています。IPOの美味しい話があるよ。と言われたら全力で逃げ出してください。
↓
一般販売が開始されたら売る
ただ今回は
「特別なあなただけに教える必ず儲か投資」
です。
そうなんです。
そもそも、IPOは各証券会社で申し込んで抽選で当たった人が買えるのです。
さらに、上場後に必ず価格が上がるわけではないのです。
過去の大型IPO
詐欺では無いのと必ず儲かるわけでは無いのが分かったところで
ここでは過去にあった事例を少し紹介していきます。
過去のIPO例
2016年7月 LINE 3,300円⇒4,900円 +1,600円
2016年10月 JR九州 2,600円⇒3,100円 +500円
2017年12月 佐川急便 1,620円⇒1,900円 +280円
2018年6月 メルカリ 3,000円⇒5,000円 +2,000円
2018年12月 ソフトバンク 1,500円⇒1,463円 -370円
実際は100~1,000株単位での取引なので、IPOに当たった際の利益は(損失も)この100~1,000倍あります。
また、有名な会社ばっかり!!と思うかもしれませんが、上記はあくまで「大型IPO」と言われる
大手企業の上場を例に挙げているので、もっと規模の小さい上場もあります。
とはいっても、誰でも好きに上場できるわけでは無く厳しい基準があるため、上場できるだけで
超優良企業ではあります。